私が結婚するにあたり、やはり嫁入り道具として
着物を一着用意しようと母は考えていた。

だけど私的には着物は着付けが出来ないからあまり着る機会
もないだろうということで「いらない」と言っておいた。
ダーのお母さんも「(お母さんが)お嫁入りするときに着物
持ってきたけどほとんど着ないからいいですよ」と言っていたの。

だって着物一着にいくらすると思っているのさ?


遠い昔(笑)成人式にあわせて着物を購入した時の出来事。

母チョイス・華やかなピンクの着物(辻が花の為ひじょーにお高い)
娘チョイス・地味な年とっても着まわし出来そうで親の懐具合を
考えた着物

で意見が対立したのだ。

結果、有無も言わさず母チョイスの着物になった(T_T)
この時の決定打は着物のサイズだったのだ。
標準身長+10センチはある私に既存の着物では袖丈が全然
足りなかったのだ(爆)

母チョイスは見事袖丈ぴったりで、母は自分が選んだ着物で
かなりご満悦だったのだ。

その時ン十万の着物を買ってもらったのが未だに申し訳なく
感じて(それでも7・8回は着たぞっ)親に高額な買い物は
させたくなかったのだ。


で、ある朝。
出勤しようとウチを出ようとしていた私に母が

母・「ねぇねぇすももちゃん・・・あ、忙しいよね?
いいよ、会社行って」

娘・「ん?なになに??」

母・「あのね、この前展示会に行っていいもの見つけちゃった
から買っちゃった、着物♪

はぁ!??

話を聞くと、母の知り合いの方が呉服屋さんの展示会のお手伝い
をすることになって話の種に隣に住むおばちゃんと見に行った
そうだ。

そこで母が気に入ってしまった着物(反物)を見て、隣のおば
ちゃんが「すももちゃんがこれ着てお嫁に行くのね〜」といき
なり泣き出したらしい。

母もそこにいた私と同じくらいの背丈の店員さんに反物をあてて
決めちゃったそうな。

すごい勢いだ、お母さん(呆)

あちら(彼)側がよくとも母の気持ちが収まらないようで
「私が死んでも何も残らないから、形見だと思って」と一言。

その後採寸に連れて行かれたんですよ。
袖丈測って「あーやっぱり標準より全然長いですね」と言われた、
もういいよ、わかっているし(汗)

で、母の着物をもらって帰宅。

娘・「ねーねー、私の着物の反物見せてもらってないけど」
母・「・・・いいじゃない、見たらいろいろ目移りしちゃうし」



ということで私は出来上がるまでどんな着物を買ってもらったか
わからないって事になりました(笑)



余談・それにしてもその呉服屋さん?は対応してくれたのは
若いお兄さん(沢村一樹さんをもっとかわいくした感じ)だった
んだけど他にもイケメンのお兄さんが多かった。
でもすごい着物の知識は豊富でした☆

・・・この甘いマスクを武器にでおばちゃん達にセールストーク
しているんじゃないのか??(笑)

本気でちょっと思った。

していた時計はロレックスでした♪
ブレス・リングはたぶんクロムハーツかな?

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